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【団子の串氏レース前のコメント】
ドル安の巻き戻し
先週はイエレンFRB議長のジャクソンホール講演で、ドルは他の主要通貨に対
して0.8%~1.2%ドル高に推移した。今回も利上げ時期をハッキリと明言せず
現在の経済指標では利上げは可能と目新しい材料はないように思えた。
その後、フィッシャー副議長が9月の利上げは可能で、年2回の利上げの
可能もあると言った趣旨の発言でドル円は101.90円まで上昇した。11月のア
メリカ大統領選への影響を避けたいと言いながら、9月の利上げは本当に可能
なのか?テクニカル的に三角持合いのチャート形成も手伝って、ドルは大きく
上昇した。つまり、ドル売りポジションの巻き返し。
前回のヘリコプターマネー相場は2週間続いたが、今回も同期間のドル高が
継続すると予想する。長期的な三角持合いはまだ形成途中であり、まだドル安
円高の流れは止まっていないと考えている。その審判の日は、9月末の日銀会
合とFOMCである。
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